群馬の畳職人ブログ
和紙畳(清流)は裏返しができる?桐生市相生町で10年越しの畳替え・隙間調整を施工
10年という歳月を感じさせない、清々しい和室の蘇りに立ち会わせていただきました。
桐生市の佐藤畳工業です。今回は相生町のお客様宅にて、和紙表(清流)の「裏返し」を施工させていただきました。打ち合わせからお時間を頂戴してしまいましたが、無事に完了しお届けすることができました。
■和紙表(清流)の裏返し。10年越しのリフレッシュ
およそ10年お使いとのことでしたが、お部屋を大変丁寧に使われていたため、裏返しを行うことで見違えるほど綺麗になりました。和紙表は表面の汚れが黒く目立ちやすいという特性もありますが、今回のように裏返して長く、美しくお使いいただけるのが大きな魅力です。
和紙畳(ダイケン清流など)も、天然い草と同じように適切なタイミングで裏返すことで、新品同様の鮮やかな色合いと清潔感を一気に取り戻すことができます。10年間ご家族を足元から支え続けてきた畳表が、ひっくり返すだけでまるで魔法のように新築時の美しさに生まれ変わる瞬間は、お客様にとっても私たち職人にとっても、本当に感動的な節目となります。
■隙間をピタリと直す
以前の施工によるものか、畳の間に目立つ隙間がいくつか見受けられました。今回の裏返し作業に合わせ、すべての隙間をミリ単位で調整し、ピタリと納め直しております。桐生市やみどり市の現場でもこうした隙間調整は、畳替えにおいて非常に重要な工程です。
どれほど表面が綺麗になっても、畳と畳の間に数ミリの隙間が開いているだけで、歩いた時の沈み込みや見た目の美しさが大きく損なわれてしまいます。佐藤畳工業では、ただ表を裏返すだけの機械的な作業はいたしません。一帖一帖の歪みや癖を正確に見極め、専用の補修材を使って隙間をきっちりと埋め尽くすことで、和室全体が一本の美しい線で繋がるような極上の踏み心地を再現いたします。
■仕上げのアクセント
畳縁には「綿ポリNo.8」の紺無地をお選びいただきました。7畳と7.5畳のお部屋を、1日1部屋ずつ心を込めて丁寧に仕上げさせていただきました。紺色の縁が、和紙表の清涼感を引き立てます。
無地の紺縁は、お部屋全体をキリッと引き締め、モダンでありながら格調高い和空間を演出してくれる当店でも非常に人気の高い色柄です。特に今回のような和紙表(ダイケン清流)の裏返しによって蘇った瑞々しい色合いとの相性は抜群で、敷き詰め終えた瞬間に、和室の空気が新築時のようにガラリと爽やかに生まれ変わりました。丁寧な2日間の手仕事を、お客様にも大変お喜びいただけて職人冥利に尽きます。
■世間は狭い!驚きの出会い
作業中にお話ししていると、なんと地元でお世話になっている方のご親戚であることが判明いたしました。世の中、本当に狭いものですね。この度は素敵なご縁をいただき、誠にありがとうございました。
地元の皆様の温かい繋がりや信頼に支えられていることを改めて実感し、職人として感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。これからも桐生市やみどり市の皆様の暮らしに寄り添い、10年後、20年後も「佐藤畳工業に頼んで本当に良かった」と笑顔になっていただける確かな仕立てを徹底してまいります。
群馬県桐生市の佐藤畳工業では、実物の見本をご用意しております。実際に触れてみたい方は、お電話または公式LINEよりお気軽にご連絡ください。
【奇跡の共演】名工・松田州平の『ひのさらさ』と早川猛の『ひのさくら』が並びました|最高級畳表の違いを職人が解説
最高級の国産畳表が放つ、息を呑むような美しさと圧倒的なオーラが仕事場を満たしています。
群馬県桐生市で「本物の畳」にこだわる佐藤畳工業の佐藤です。地元桐生市やみどり市近郊で、長く愛せる畳替えをご検討中のお客様に、今この瞬間にしか見られない特別な光景をお届けします。
今、私の仕事場は、畳職人としてこれ以上ないほど贅沢な光景が広がっています。日本を代表する二人の名工、松田州平さんの『ひのさらさ』と、早川猛さんの『ひのさくら』。農林水産大臣賞に輝くお二人の最高級品が、奇跡的に隣り合わせで並んでいるのです。
■ 二人の名工が揃い踏み。今しか見られない「最高峰の共演」
松田州平さんの『ひのさらさ』は、ありがたいことに既に施工のご依頼をいただいており、間もなくお客様の元へ旅立つことが決まっています。一方で、先日仕入れを即決した早川猛さんの『ひのさくら』が新たに届きました。
全国の畳店が手に入れたくてもなかなか回ってこない超希少品。そのお二人の畳表が、私の仕事場で同時に揃う。この光景は、本当の意味で「今、この数日間だけ」の奇跡的なタイミングです。職人としてこれほど身が引き締まる瞬間はありません。熊本JAブランドの双璧をなす逸品同士ですが、並べて触れるとその「個性」の違いが際立ちます。
松田氏の畳表は、その名の通り絹織物のようにきめ細やかで上品な艶があり、お部屋全体を格調高く包み込むような圧倒的な気品があります。一方、新しく届いた早川氏の畳表は、い草の1本1本が驚くほどたくましく肉厚で、敷き詰めた瞬間に圧倒的な生命力と爽快な香りが部屋いっぱいに広がるような力強さを持っています。どちらも農家様が命を懸けて育て上げた結晶であり、甲乙つけがたい美しさです。
■ 「緻密な美しさ」と「道具としての完成度」。並べて分かる思想の違い
松田さんの『さらさ』に見る、息を呑むような緻密な美しさ。早川さんの『さくら』に見る、道具としての極限を追求したコシと完成度。
どちらが良いかではなく、どちらも「正解」であり「最高」です。並べて触れてみることで、それぞれの農家さんがい草に込めた思想の違いが肌で伝わってきます。例えば、格調高く賓客を迎えたい「客間」には松田さんの繊細な美しさが、毎日家族が集まり耐久性が求められる「リビング」には早川さんの厚みが、それぞれ最適です。このように、敷くお部屋の用途やご家族のライフスタイルに合わせて、最高峰の材料の中からさらに最適な一枚をご提案できるのも、常時現物を仕入れて管理している当店ならではの強みです。この違いを実際に見比べ、体感できる機会は、私自身もこの先二度とないかもしれません。
松田さんのさらさは間もなく旅立ちますが、新入りの早川さんのさくらは、まだあなたの元へお届けできるチャンスがあります。本物の国産い草だけが放つ圧倒的なオーラ、そして「本物だからこその違い」を、ぜひ今のうちに確かめてみてください。一級技能士として、この至高の材料に恥じない一針入魂の仕立てで、皆様の和室を極上の空間へと生まれ変わらせます。
群馬県桐生市の佐藤畳工業では、実物の見本をご用意しております。実際に触れてみたい方は、お電話または公式LINEよりお気軽にご連絡ください。
地域一番の材料を、一級技能士の技術で。ラインナップの「ほとんど」を刷新した理由。
「10年経ってもこの畳で良かった」と、お客様に数年先まで心から喜んでいただける劇的な変化をお約束します。
群馬県桐生市の佐藤畳工業、佐藤です。桐生市やみどり市を中心に、一級技能士としてこだわりの畳替え(表替え)をお届けしています。
「畳ならどこも同じ」という妥協を、私は一切したくありません。一級技能士として、そして「国産専門店」として。お客様に数年先まで心から満足していただくために、いま私が本当に納めたいと願う畳表だけを揃え直しました。
■地域一番の材料を揃える自負があります
今回の刷新で、取り扱い内容のほとんどを入れ替えています。 日本一の産地・熊本県八代の中でも、名匠・松田州平氏や早川猛氏の手による、魂の籠もった畳表を問屋さんを通じて確保いたしました。
正直に申し上げます。 地域で一番良い材料を揃えている自負があります。
彼らの織る畳表は、密度、香り、そして時を重ねるほどに深まる飴色の艶において、他とは一線を画します。誰でも仕入れられる物ではありません。一級技能士の眼で名匠を指定し、納得のいく品質のものだけを入荷しています。
■10年後の品質で勝負する職人のプライド
仕入れ値は決して安くありませんが、「良いものは、やはり凄い」。 プロの私ですら唸るその圧倒的な差を、一級技能士の技術で一枚ずつ丁寧に形にします。
「佐藤に頼んで本当に良かった」 その一言をいただくために、目先のコストではなく、10年後の品質で勝負したい。それが私のこだわりであり、職人としてのプライドです。
(※この厳選された材料を確保できている「暫くの間」だけ、仕入れ努力によりお値段は据え置いてご提供いたします。本物の畳の底力を、ぜひ一度味わってください)
本当は手放したくない。名工・早川猛さんの『ひのさくら』に惚れ込んでしまいました。
「この畳、ずっと仕事場に置いておきたい……」職人がそう漏らすほどの圧倒的な出来映え。早川猛氏の『ひのさくら』が、桐生市のご自宅に格別の安らぎを届けます。
群馬県桐生市やみどり市で、長く大切に使える畳替え・表替えをお考えの皆様へ。佐藤畳工業です。
先日入荷した早川猛さんの「ひのさくら」について、職人としての「本音」を少しだけ書かせてください。
■ 「品評会のための畳表は織らない」伝説の職人が語った真実
農林水産大臣賞を日本で最も多く受賞されている、熊本のい草農家・早川猛さん。
以前、私が直接熊本へ伺い、お話を聞かせていただいた時の言葉が今も胸に深く突き刺さっています。
「品評会の為に品評会用の畳表は織らない。畳表は畳として使ってもらうために織るんだ。」
最多受賞という圧倒的な実績を持ちながら、早川さんの視線は常に「その畳の上で過ごすお客様」に向いていました。賞を獲るための見栄えではなく、実際に敷かれ、年月を経て美しく焼けていく「道具としての完成度」を極限まで追求する。その執念に、私は同じ職人として打ちのめされました。
■ 職人の本音。本当は、ずっと仕事場に置いておきたい……
そんな早川さんの想いが詰まった『ひのさくら』。問屋さんから入荷の情報を聞いた瞬間、迷わず仕入れを即決しました。
しかし、いざ仕事場に届き、その素晴らしい仕上がりを目の前にすると、職人としての困った本音が顔を出します。
「このまま、ずっと仕事場に保管しておきたい……」
そう思ってしまうほど、惚れ惚れするような出来栄えなのです。もちろん、畳職人ですからお客様に提供して喜んでいただくのが一番の仕事です。ですが、手放すのが惜しくなるほど、この一枚には力があります。
1月の『ひのさらさ』に続き、今回の『ひのさくら』。早川さんの「使う人のために」という信念を、私の技術でしっかりとお部屋に仕立て上げます。
この「職人が手放したくない」とまで思った逸品を、ぜひ一度、実物でご覧ください。
群馬県桐生市の佐藤畳工業では、実物の見本をご用意しております。気になる方はお電話、または公式LINEよりお気軽にご連絡ください。
【納品完了】桐生市の学童クラブへ和紙畳30畳!滑り止めと側面養生で安全な空間に。
「わあ、広くてきれい!」と子どもたちが歓声を上げて駆け寄る、そんな活気あふれる教室に生まれ変わりました。
お世話になります、群馬県桐生市で畳替え・新調を承っております佐藤畳工業です。
先日より製作を進めていた、桐生市内の学童クラブ様への「和紙の新畳」納品が無事に完了いたしました!
■既存の畳に6畳を追加し、広い教室に24畳を敷き詰め
今回は、すでにある畳の隣へ新たに6畳を追加。広い教室全体に24畳、合計30畳の和紙畳をピタリと隙間なく敷き詰めました。
一面に新畳が広がる景色は、製作者として最も達成感を感じる瞬間です。
採用した「和紙表(わしおもて)」は、カビやダニが発生しにくく、飲み物をこぼしてもサッと拭き取れる撥水性が魅力。元気な子どもたちが集まる学童保育の現場に最適な、衛生的で丈夫な素材です。
可愛らしい「ドット柄の縁(へり)」がアクセントになり、和室がパッと明るい空間に生まれ変わりました。
■長く安全に使うための「側面養生」と「滑り止め」
今回の現場は畳を囲む「枠」がない構造のため、佐藤畳工業ならではの細やかな配慮を施しています。
まず、露出する畳の側面(横腹)には「黒紙」をあてて養生を行いました。これにより建材床の風化を防ぎ、耐久性を格段にアップさせています。
さらに、納品直前には裏面へ「滑り止め施工」を実施。子どもたちが元気に走り回っても畳がズレない安全な設計に仕上げました。
先生方からも「ここまで丁寧に、安全を考えてもらえるなんて」と嬉しいお言葉をいただき、職人冥利に尽きる仕事となりました。
■桐生市・みどり市での畳のご相談は佐藤畳工業へ
いよいよ始まる春休み、新しい畳の上で子どもたちがたくさんの思い出を作ってくれることを願っています。
佐藤畳工業では、一般のご家庭はもちろん、施設や店舗の畳替えも承っております。「既存の畳への追加」や「枠がない場所への設置」など、地元の職人ならではの視点で最適なご提案をいたします。






















