群馬の畳職人ブログ
桐生から草津へ72km!ダイケン「カクテルフィット」縁無し一畳物の採寸と恩師への挨拶
「遠いところまでありがとう!」というお客様の信頼に応えるため、片道72kmの道のりを超えて最高の一畳をお届けします。
桐生市・みどり市を中心に、職人のこだわりで畳替えを提案する佐藤畳工業です。
ありがたいことに、昨日の[高崎市での仕事]に続き、連日の遠出となりました。本日はさらに足を伸ばし、吾妻郡草津町のリフォーム現場まで伺ってきました。
桐生市からは片道約72km、2時間半ほどの道のりです。 「遠いところまでありがとう!」と信頼して任せてくださる地元の建築会社様、そしてお客様のご期待に応えるべく、気合を入れてハンドルを握りました。遠方にもかかわらず当店を指名してくださる温かいお気持ちに、一級技能士の確かな技術でお応えいたします。
■ 草津町のリフォーム現場で、ダイケン「カクテルフィット」新畳の採寸
今回のミッションは、新畳8畳の採寸(寸法取り)です。
お選びいただいたのは、「ダイケン・清流カクテルフィット22(栗色×胡桃色)」。 和紙を原料とした、モダンで耐久性の高い人気の畳表です。今回はこちらを「縁無しの一畳物」で仕上げさせていただきます。
このカクテルフィット22は、渋みのある栗色と優しい胡桃色の2つの糸を絶妙に織り交ぜて作られており、光の当たり方や見る角度によって様々な表情を見せてくれる非常に上品な色合いが特徴です。和紙ならではの優れた撥水性・耐摩耗性があるため、今回のリフォーム現場のように新しく生まれ変わる和室の美しさを、ここから先も長く綺麗に維持してくれます。
縁無し畳、それも一畳物は、お部屋をすっきりと贅沢に見せてくれますが、その分、壁のわずかな歪みも許されないシビアな仕事。10年後の満足を見据え、ミリ単位で入念に寸法を測ってきました。縁無し一畳物は角のラインが真っ直ぐ綺麗に出るからこそ、部屋の癖を完全に見極めたこの採寸が、仕上がりの美しさを10割左右いたします。
【後日談・納品編を追記いたしました】
ミリ単位の採寸を経て、草津町のリフォーム現場へダイケン「カクテルフィット」の縁無し畳を無事に納品完了いたしました!さらに帰り道、高崎市倉渕町の新築現場で最高難易度の「藁床×縁無し一畳物」への挑戦も始まります。
→【納品・完結編】群馬を駆ける。ダイケン畳の納品と、最高難易度「藁床×縁無し」への挑戦はこちら
■ 帰り道に立ち寄った、技能グランプリの恩師との再会
そして、草津からの帰り道。 私にとって非常に大切な場所へ寄り道をしてきました。
かつて私が「技能グランプリ」に出場した際、多大なるご指導をいただいた大先輩の畳店です。現在は群馬県畳協同組合の理事長も務められており、私の職人人生における大きな恩師でもあります。
久しぶりに畳づくづくりの熱いお話を伺い、当時の初心を思い出すことができました。こうした繋がりに感謝し、技術を磨き続けることが、お客様への最高のサービスに繋がると信じています。どんなに遠方の現場であっても、恩師から受け継いだ伝統の技と一針入魂の精神を宿らせ、敷き詰めた瞬間に本物の喜びを感じていただける仕事を貫くことが、何よりの恩返しになると強く胸に刻みました。
草津の現場も、これから桐生の作業場にて、一級技能士の誇りを持って製作に入ります。完成をどうぞ楽しみにお待ちください!






