今日も預かっている襖の仕事です。本襖、戸襖共に茶チリ紙での下張りをしました。襖の本数があるので、下張りだけでも時間がかかります。既存の襖を剥がさずに下張りもしない人もいますけど、『剥がして下張りするのが基本』と教わってるのでその通りに手抜きしないで仕事します。
戸襖を4枚、織物糸入り襖紙で上張りしました。写真ではまだ乾いていないのでたるんでますが、乾けばピンっとします。
昨日とりかかった戸襖の補修をしました。ベニヤ板が傷んでる場所が数ヶ所あったため、パテを埋めて平らにします。念のため、周りにはシーラーを塗りました。
本襖の方も既存の襖紙を剥がし、穴が空いていたり傷んでる場所は補修しました。縁は外して、場所の印をつけて1枚ごとにまとめておきます。そうする事で、また同じ場所に使うのに悩みません。
昨日引き上げてきた襖剥がしを始めました。両面戸襖の3枚の片側にビニールクロスが貼ってあり、簡単に剥がれるか分からないので戸襖からかかりました。案の定、全然剥がれなくて苦労しました。出来るだけ下地も綺麗にしたいです。
今日は雑用もあり、あまり捗らなかったですがなんとか戸襖を10面剥がし終えました。
個人のお客様からのご依頼で3部屋分の畳と襖を引き上げてきました。連休にご実家へ引っ越してくる予定との事で、それまでに仕上げます。畳が6畳+4.5畳+4.5畳、襖が本襖と戸襖を大小合わせて16本になります。有難うございます。
桐生市内のマンション2階分の襖に、縁と引き手を取り付けて仕上げました。納品は4/22とだいぶ先の予定なので他の襖・畳と一緒に暗い部屋で養生して保管しときます。4階の畳6畳と襖5本、2階が襖5本となります。