太田市の工務店からの依頼で、新築住宅の畳の採寸に行ってきました。現場は埼玉県深谷市です。当店からだとみどり市〜太田市を通り過ぎて利根川を渡る、片道30キロコースです。和室というより3畳の畳コーナーです。いつも有難うございます。
キレイな襖柄を選んで頂けたと思います。
襖自体が元々反っているので、襖紙を張る順番に気をつけました。反りを戻す為に先に乾かした面もありますが、平積みにして重しを乗せてゆっくり乾かします。
襖の張り替えは店舗・職人によってやり方が違います。何が正解で、何が不正解かは無いと思ってます。
一般的にダンボール襖は既存の襖紙の上に重ね張り、もしくは剥がしてアク止め、ベタ張りです。当店はダンボール襖としては少数派(?)の袋張りです。袋張りだと反りやすいと言われますが、ベタ張りでも反る可能性はあります。実際に今回反っていた襖の施工方法は重ね張りのベタ張りでした。それなら下地処理して袋張りの方が良いと思ってます。
今回はお客様がシミが浮き出てくるのをスゴイ気にしてたので周りにシミ止めシーラーも塗布しました。
桐生市内のお客様から襖、障子の張り替えと畳替えのご依頼です。
襖は数年前に他所の業者に頼んだら、すぐにシミが出てきて襖自体も反ってしまい開け閉めも出来ない状態になってしまったらしいです。シミは下地処理が悪く、反りは襖紙を張った後に襖紙が縮む力が本体にかかったのが原因です。とりあえず既存の上張りを剥がして様子を見ます。
ダンボール襖のため、どこまで平らに真っ直ぐになるか分かりませんが少しでも直りますように。