群馬の畳職人ブログ
「畳1枚・障子1本でもいいの?」桐生市・みどり市で喜ばれる部分メンテナンス事例
「たった1枚の網戸の張り替えでも、本当に来てもらえるの?」そんな不安が安心に変わった時、お客様の表情がパッと明るくなる瞬間が一番のやりがいです。桐生市で畳替えから襖・障子の修繕まで、一級技能士が直接お伺いする佐藤畳工業です。
「部屋全部を新しくしないと、畳屋さんに頼んじゃ悪いよね?」とお見積りにお伺いすると、お客様からそんなお言葉をいただくことがよくあります。
結論から申し上げます。畳1枚、障子1本、網戸1枚からでも、喜んで承ります!
今回は、過去に当店がお手伝いさせていただいた、桐生市・みどり市での「部分的なリフレッシュ」の事例をいくつかご紹介します。
■ ①【桐生市新宿町】6畳間のうち、3枚だけを畳表替え
「傷みが激しいところだけ直したい」とのご要望で、3枚のみ施工いたしました。中級品の国産い草でも、丁寧に仕上げて並べれば、お部屋の空気はガラリと変わります。早めのメンテナンスが、実は土台(畳床)を長持ちさせる秘訣でもあるんですよ。
■ ②【みどり市笠懸町】掘りごたつを無くした「2畳分」の畳新調
大工さんとの連携で、掘りごたつをフラットにする工事に伴う2畳分の新調です。残る畳との違和感が出ないよう、当店で在庫している同じ種類の「縁(ヘリ)」を合わせました。こうした細かな色合わせができるのも、地元の専門店ならではの強みです。
■ ③【桐生市宮本町】壊れてしまった障子を「1本だけ」新調
立派な腰板付きの障子でしたが、普段あまり使わないお部屋とのことでしたので、あえて装飾を省いた一般的な障子への新調をご提案しました。お部屋の用途に合わせて「コストを抑える提案」をするのも、私たちの役目だと思っています。
職人としての「本音」と「こだわり」
正直に申し上げれば、職人としては一部屋丸ごと新しくさせていただく方が、お部屋全体の統一感も出て、より美しく仕上がるのは事実です。ですが、お客様のご予算やご事情がある中で、無理に全てをお勧めするのはプロの仕事ではないと考えています。
「本当は全部やりたいけれど、今はここだけ綺麗にしたい」。5月からの大幅値上げを前に、そんなお客様の想いに寄り添い、1枚からでも責任を持って仕上げる。その積み重ねが、将来的に「やっぱり佐藤に全部任せて良かった」と言っていただける信頼に繋がると信じています。
■ 【網戸1枚の方へ】さらにお得な「お持ち込み特典」もご活用ください!
「網戸1枚だけで呼ぶのは申し訳ない…」と感じるお客様。ぜひ当店の「お持ち込み特典」をご活用ください。作業場までお持ち込み・お引き取りいただける場合は、通常価格から10%OFFにて承ります。一枚一枚、サッシの丸洗いもサービスしてバシッと仕上げます!
4月末までなら、畳も襖も現行価格(値上げ前)にて対応可能です。枚数に関わらず「佐藤さんに頼んで良かった」と言っていただけることが、一級技能士として一番の喜びです。1枚からのご相談も、LINEや電話でお気軽にお聞かせくださいね。
国産なら何でも良いわけではない。一級技能士が品種よりも「生産者の名前」にこだわる理由
「畳は新しいうちが一番」と思っていませんか?
実は、本物の国産畳表には、5年、10年経ってからこそ味わえる「本当の美しさ」があります。
先日ブログでご紹介した、地元・桐生市菱町のお客様との打ち合わせ。その際にお預かりした、非常に貴重なものをご紹介します。5年前に私が納めた「熊本県産ひのはるか・藤原さん」の品質証明書です。
打ち合わせでお話ししていた通り、この証明書を大切に保管してくださっていた菱町のお客様。その想いに応えるように、引き上げてきた畳表は、5年経っても驚くほど美しい状態でした。
■ 「品種」ではなく「誰が作ったか」という目利き
ここで一つ、プロとしての本音をお伝えします。実は「ひのみどり」や「ひのはるか」といった品種名だけでは、本当の品質は語れません。農家さんの腕によって、格安品からブランド品を凌駕するような極上品まで幅広く存在するからです。
今回ご紹介した藤原さんの「ひのはるか」は、5年後の黄金色の熟成がその品質の高さを証明してくれました。当時、しっかり目利きして選んだ「ひのさくらクラス」に匹敵する高級品だからこそ、これほど見事な変化を遂げたのです。
ですが、国産畳の世界には、さらにその先を追求し続ける「名匠」たちが存在します。例えば、日本一の称号を手にし、業界で「ひのはるかと言えばこの人」と称される松田州平さんです。一級技能士の目から見ても、溜息が出るほど素晴らしい仕上がりです。
私は職人として、常に「今以上の感動」をお客様へ届けたいと考えています。そのため、次回の仕入れ分より、この松田州平さんの「ひのはるか」を佐藤畳工業の新たな柱として加えていく予定です。藤原さんの表が見せてくれたあの黄金色の感動を、松田さんの表でさらに極めていく。それが私のこれからの挑戦です。
こうした「生産者による差」を一般のお客様が見極めるのは、非常に難しいのが現実です。だからこそ、並べて比較するとその差に驚かされます。
▼ あわせて読みたい過去ブログ
・【奇跡の共演】名工・松田州平の『ひのさらさ』と早川猛の『ひのさくら』
■ 佐藤畳工業が約束する「失敗しない基準」
迷われたら、一つの目安として「ひのさくら」以上のランクを選んでみてください。最高級の『ひのみどり種』にしか付かないそのブランドは、間違いのない美しさを約束してくれます。
現在、自社在庫として大切に確保している早川猛さんの「ひのさくら」などは、まさに私がその品質に惚れ込んで押さえた逸品です。5月からの値上げを前に、このクラスの表を今の価格でご提供できるのは、正直に申し上げて在庫分が最後となります。
桐生市・みどり市・足利市の皆様。ラベルの文字ではなく、私が自分の目で見て「これなら責任が持てる」と確信した本物の畳表だけをお持ちいたします。
【重要】畳原材料の40%値上げと出荷制限。特選「ひのさくら」80枚限定で旧価格を維持します
【重要】5月からの価格改定と原材料40%値上げのお知らせ
「そろそろ畳を替えようかな」とご検討中のお客様へ、一級技能士として見過ごせない大切なお知らせを事前にお伝えいたします。
群馬県桐生市で、目に見えない「土台」の品質にまでこだわり抜く佐藤畳工業です。
本日、当店が全幅の信頼を寄せている栃木県栃木市の畳床(たたみどこ)業者さんと、今後の資材情勢について緊急の打ち合わせを行いました。そこで突きつけられたのは、職人として非常に心苦しい現実でした。
■ 【緊急告知】5月より畳原材料が「約40%」の大幅値上げとなります
不安定な世界情勢の影響により、畳床の主原料である石油化学製品(断熱材スタイロ等)がこれまでにない規模で高騰しています。この原材料高騰は、すでに大手化学メーカー各社からも公式に発表されています。
【メーカー公式発表】ポリスチレンフォームの価格改定
※外部サイトへ移動します。原料高騰により業界全体で出荷制限(出荷調整)も開始されています。
実は、昨年から今年にかけても値上げは続いておりましたが、その都度、当店でコストを吸収し、ひっそりと価格調整を繰り返しながら踏ん張ってまいりました。しかし、今回の「40%」という未曾有の高騰は、もはや一店舗の努力で飲み込める限界を遥かに超えております。
石油製品である「建材畳床」が最も大きな影響を受けますが、樹脂表の『セキスイ美草』などは先行して値上げが発表されており、『ダイケン和紙表』製品も順次、価格改定となる見通しです。畳縁や襖紙、障子紙についても値上げの波が押し寄せています。
■ 自社在庫の「ひのさくら」約80枚分は、現行価格で据え置きます
このような厳しい情勢ですが、佐藤畳工業では「本物の国産」を少しでも良い条件でお届けしたいと考え、以前より最高級国産畳表の在庫確保に努めてまいりました。特に人気のブランド「ひのさくら」については、現在約80枚(約13部屋分)の自社在庫がございます。
この自社在庫分が終了するまでは、畳表の価格を据え置き、現行価格にてお仕立てさせていただきます。しかし、この在庫が終了し、次回の仕入れ分からはどうしても新価格へ移行せざるを得ません。最高級のい草を納得のいく価格で手に入れられる、貴重な期間となります。
【4月末までの期間限定】現行価格で対応いたします
10年後の満足を守るため、品質を落とすという選択はいたしません。5月施工分より価格改定をせざるを得ない状況ですが、4月末までにご相談・ご成約いただいた分に関しては、資材を確保し、現行価格にて精一杯対応させていただきます。
「値上がり前に綺麗にしておきたい」とお考えの桐生市・みどり市・足利市の皆様、ぜひこの機会にお早めにご相談ください。一級技能士として、今のベストなタイミングをご提案させていただきます。
桐生市天神町で襖15枚の張替え。入口本襖の「反り」を職人の技で修正!
「襖が擦れて重い…」そんなお悩みも、一級技能士による下地からの作り直しで、新築時のような開閉の軽さが戻ります。
群馬県桐生市で一級技能士の誇りを持って畳・襖・障子の張替えをお届けする、佐藤畳工業です。
本日は桐生市天神町のお客様宅にて、襖の張替えを承りました。6畳の和室ながら、戸襖や天袋・地袋などを合わせて計15枚。建具がずらりと並ぶ、非常に立派で重厚感のあるお部屋です。
■ 入り口の本襖が反る原因は「表と裏のバランス」にあり
今回特に気になったのが、入り口の両面本襖でした。襖が弓なりに大きく反ってしまい、壁と擦れて開閉がスムーズにいかない状態でした。
原因を調査したところ、以前の張替え(他店様)の際の下地補修にありました。片面だけ大きく下張りを施したことで、紙が乾く際の引張力が偏り、骨組みが引っ張られてしまったのです。本襖は、表と裏をバランスよく貼ることが、反りを防ぐための鉄則です。
一度古い紙をすべて剥がし、両面から均等に力がかかるよう下地補修をやり直しました。職人のひと手間で反りも無事に解消し、真っ直ぐで軽い動きへと直りました。
■ 押入れの裏面はすべて「雲華紙」で仕上げ。選ばれた材料と意匠美
佐藤畳工業では、見えない裏面の仕上げにも一切妥協しません。今回は押入れの裏面すべてに「雲華紙(うんかし)」を貼り、清々しく整えました。
表面には、上品な風合いで人気の「新鳥の子襖紙・景勝」をお選びいただいています。
- 押入れ(本襖):景勝No.802(計2枚)
- 入り口(本襖両面):景勝No.802(1枚)、No.816(1枚)
- 入り口(戸襖):景勝No.802(1枚)
- 天袋・地袋(本襖):同系無地で統一(計10枚)
計15枚の襖が新しくなり、お部屋全体の空気までパッと明るくなりました。仕上がりをご覧になったお客様にも、開閉の軽さと新しい紙の美しさを大変喜んでいただけました。
佐藤畳工業では、桐生市・みどり市・足利市の皆様の「困った」に、確かな技術でお応えします。襖1枚、障子1枚からでも喜んでお伺いしますので、お気軽にご相談ください!
桐生から草津へ72km!ダイケン「カクテルフィット」縁無し一畳物の採寸と恩師への挨拶
「遠いところまでありがとう!」というお客様の信頼に応えるため、片道72kmの道のりを超えて最高の一畳をお届けします。
桐生市・みどり市を中心に、職人のこだわりで畳替えを提案する佐藤畳工業です。
ありがたいことに、昨日の[高崎市での仕事]に続き、連日の遠出となりました。本日はさらに足を伸ばし、吾妻郡草津町のリフォーム現場まで伺ってきました。
桐生市からは片道約72km、2時間半ほどの道のりです。 「遠いところまでありがとう!」と信頼して任せてくださる地元の建築会社様、そしてお客様のご期待に応えるべく、気合を入れてハンドルを握りました。
■ 草津町のリフォーム現場で、ダイケン「カクテルフィット」新畳の採寸
今回のミッションは、新畳8畳の採寸(寸法取り)です。
お選びいただいたのは、「ダイケン・清流カクテルフィット22(栗色×胡桃色)」。 和紙を原料とした、モダンで耐久性の高い人気の畳表です。今回はこちらを「縁無しの一畳物」で仕上げさせていただきます。
縁無し畳、それも一畳物は、お部屋をすっきりと贅沢に見せてくれますが、その分、壁のわずかな歪みも許されないシビアな仕事。10年後の満足を見据え、ミリ単位で入念に寸法を測ってきました。
■ 帰り道に立ち寄った、技能グランプリの恩師との再会
そして、草津からの帰り道。 私にとって非常に大切な場所へ寄り道をしてきました。
かつて私が「技能グランプリ」に出場した際、多大なるご指導をいただいた大先輩の畳店です。現在は群馬県畳協同組合の理事長も務められており、私の職人人生における大きな恩師でもあります。
久しぶりに畳づくりの熱いお話を伺い、当時の初心を思い出すことができました。 こうした繋がりに感謝し、技術を磨き続けることが、お客様への最高のサービスに繋がると信じています。
草津の現場も、これから桐生の作業場にて、一級技能士の誇りを持って製作に入ります。完成をどうぞ楽しみにお待ちください!























