午前中に大工さんと、お客さま宅へ打ち合わせに行きました。6+8畳の表替えです。6畳のお部屋にものすごい大きなタンスがありましたが、大工さんがバラして隣の部屋に移動するらしいです。その為、大工さんが移動してくれてから仕事にかかります。2階の8畳には、大量の本がありました。本は重いので、仕事にかかる時に少し本棚から出させてもらいます。そうしないと、本棚の方が壊れる可能性があります。
源氏襖の明り取り部分の障子を、水洗いしました。簡単に剥がれてくれたので、良かったです。
続けて本襖の上張りです。時間的に考えて、源氏襖だと中途半端になるのでそれ以外の本襖12枚、雲華紙4枚を張り終えました。
昨日に引き続き、本襖の仕事にかかりました。今日は合わせて32面の、茶チリ紙での下張りです。源氏襖もあり、手間が余計にかかるので1日がかりでした。
最終的には見えなくなる下張りですが、なるべく丁寧に張っていきます。この下張りの良し悪しが、仕上がりに影響します。
茶チリ紙は襖1面で、通常は6枚張ります。1,000枚単位で買いますけど、どんどん減っていくのがわかります。それだけ仕事をさせてもらってる…って事ですね。有り難いことです。
昨日、引き上げてきた襖の仕事です。既存の襖紙を剥がしましたが、数があるので丸一日かかりました。明日、下地を補修をしてから茶チリ紙(下張り)を張ります。
襖の張り替え時、当店では基本的には重ね張りはしません。たぶんですが、一般的には重ね張りをする業者の方が多いと思います。汚れた古い襖紙を中に閉じ込めると、気分的にも衛生的にも良くないと感じますけど…。
午前中は工務店に仕上げた網戸を届けて、その後は急ぎではない新畳を2枚製作。大工さんからの連絡待ちです。
午後からは襖の引き上げです。本襖で両面が4本、両面の源氏襖が8本、押入れ襖が2本、天袋が2本になります。とりあえず明かり取りの障子部分を外しました。ネジで止めてありましたが、ネジの頭が悪くなっていて少し手間取りました。
お世話になっている工務店から、網戸の張り替え3枚持ち込みです。数が少ないという事で持ってきてもらえました。桟を水洗いしてから、仕上げました。納品も会社で良いらしいので、時間がある時に届けます。
この先、虫も元気に動きだす季節です。夏になると網戸が活躍する時が増えますので、その前に張り替えをオススメします。