群馬の畳職人ブログ

2025-05-31 18:00:00

襖の仕上がりを左右する茶チリ紙の下張り|桐生市での源氏襖張り替え作業

昨日お預かりした16本(合計32面)の襖の下張り作業を進めています。
本日は、仕上がりの美しさを左右する最も重要な工程「茶チリ紙(ちゃちりし)」による下張りです。

■ なぜ「茶チリ紙」を張るのか?

襖の張り替えにおいて、この下張りは最終的に表面の紙で隠れてしまう部分です。しかし、ここを丁寧に行うことで、新しい紙がピンと綺麗に張り、下地の凹凸が表に出ないようになります。この「見えない一手間」が10年後の美しさに繋がります。

■ 手間のかかる源氏襖も一枚ずつ丁寧に

今回は明かり取り(窓)のある「源氏襖」が多く含まれています。窓がある分、紙の切り抜きや細部の糊付けに非常に神経を使うため、32面分を終えるのに丸一日を費やしました。時間はかかりますが、妥協は一切いたしません。

桐生市での襖張り替え|茶チリ紙を使用した丁寧な下張り作業の様子

■ 職人として「当たり前」を積み重ねる

茶チリ紙は1面につき通常6枚使用します。1,000枚単位で仕入れても、丁寧な仕事を続けているとどんどん減っていきます。それだけ多くのお客様にご依頼いただいている証拠であり、職人として本当に有り難いことです。
見えない下地こそ、職人の腕の見せ所。
桐生市の皆様に、いつまでも「頼んで良かった」と思っていただける仕上がりを目指して、明日も一工程ずつ丁寧に進めてまいります。

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。