群馬の畳職人ブログ
農林水産大臣賞・松田州平氏の「ひのはるか」入荷!畳表に刻まれた魂の赤い刻印。
群馬県桐生市の一級技能士、佐藤です。本日、ついに私の元に「それ」が届きました。名匠・松田州平氏が手掛ける、魂の逸品「ひのはるか」です。
■ 常識を塗り替えた「農林水産大臣賞」の輝き
畳業界では長い間、「ひのみどり種」こそが最も美しい品種であるとされてきました。しかし、その常識を鮮やかに打ち破ったのが、令和3年に「ひのはるか」として初の農林水産大臣賞を受賞した松田州平氏です。まさに日本一の生産者と言っても過言ではありません。
今回入荷したのはひのはるかの「7目」と「5目」。特に7目は、最高級ブランド「ひのさらさ」に勝るとも劣らない密度と美しさがあり、広げた瞬間にその気迫に圧倒されます。
■ 畳表に刻まれた「魂の赤い刻印」
松田州平氏が織り上げる上質な畳表には、一目でそれと分かる「魂の赤い刻印」が押されています。この「赤」こそが本物の証明。私も完全に、その格の違いの虜(とりこ)になっています。
佐藤畳工業では今後、時期を見てラインナップの再編を予定しております。「納得」ランク以上のすべてに、この松田州平ブランドを冠する。本物を求める皆様に、この衝撃をお届けできる日が楽しみでなりません。
■ 最高の状態で「熟成」へ
もちろん、この最高の素材をすぐにお出しすることはありません。昨夜お話しした通り、当店の専用熟成庫へ運び込み、粘りと艶がピークに達するその時まで、大切に育て上げます。
【公式LINEからのご相談も大歓迎です】
「新草」よりも「熟成」を勧める理由。当店自慢の熟成庫で眠る、100%国産畳表の秘密。
群馬県桐生市で1級畳製作技能士として活動しております、佐藤畳工業の佐藤です。皆さんは「畳替え」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
「青々としていて、い草の香りがプンプンする新しい畳」を思い浮かべる方が多いかもしれません。実は、畳の世界にもお酒や肉と同じように「熟成」という概念があります。
今回は、当店がもっとも大切にしている「畳表の熟成」と、そのために手作りしたこだわりの「熟成庫」についてお話しします。
湿度と光を遮断し、い草にとって最高の環境を整えています
■ 1. 知っておきたい「新草(しんぐさ)」のデメリット
収穫して間もない「新草」は、一見フレッシュで良さそうに見えますが、プロの視点で見ると、そのままお届けするにはリスクが高い状態でもあります。
日光に敏感すぎて変色が早かったり、内部の水分量が多くカビのリスクがつきまとったり…。これらの弱点を克服し、お客様に長く安心して使っていただくための工程が「熟成」です。
■ 2. 「熟成」がもたらす3つのメリット
当店自慢の熟成庫で一定期間寝かせることで、畳表は劇的に進化します。
【耐久性】 一本一本の繊維が引き締まり、ささくれにくい丈夫な畳になります。
【美しさ】 じっくり落ち着かせることで、ムラのない美しい黄金色へ育つ準備が整います。
【安心感】 余分な水分が抜けるため、カビの発生リスクを抑えることができます。
■ 3. 佐藤畳工業のこだわり「手作り熟成庫」
畳表の天敵は「光」と「不適切な湿度」です。当店の熟成庫では、徹底した湿度管理と完全な遮光を行い、最高級ブランドの「ひのさらさ」や「ひのさくら」といった逸品たちを、最高の状態で出番まで待たせています。
扉を開けると、い草の心地よい香りが一気に広がります
■ 4. それでも「絶対にカビない」わけではありません
一つだけ正直にお伝えします。畳は生きています。近年の異常な湿気や換気状況によっては、どうしてもカビのリスクをゼロにすることはできません。だからこその「備え」が大切です。
■ 5. 【公式LINE特典】安心をプラスする「防カビ無料サービス」
せっかく当店を信じていただいたお客様のため、公式LINE登録者様限定で施工時の「防カビ無料サービス」をプレゼントしております!
熟成による「素材の強さ」と、無料サービスによる「後押しの安心」。この二つを組み合わせ、桐生・みどり市・足利の気候に負けない丈夫で美しい和室づくりをお手伝いいたします。
5年後、10年後に黄金色に輝く和室を見て微笑んでいただけるように。今日も熟成庫の中で、い草たちが静かに呼吸をしています。本物の畳を長く楽しみたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
「他にも畳のお手入れで気になることはありませんか?」
カビ対策や日々のお掃除など、皆様からよくいただくご質問をこちらにまとめています。
➡ 畳の「よくある質問」ページはこちら
【進捗報告】相生町にて襖13枚を納品!建具調整で動きもスムーズに。次はいよいよ「ひのさくら」の出番です。
本日月曜日、まずは第一弾。桐生市相生町のお客様宅へ、仕上がったばかりの襖(ふすま)13枚を納品してまいりました!
桐生市相生町・ひのさくら22畳の大型施工と襖13枚の物語
今回お選びいただいた襖紙は「しんせん No.14」。奥行きのある露草(つゆくさ)をモチーフにした上品なデザインが、広い和室を格調高く演出してくれます。引手にはツバのない大きなタイプ「s-177」を合わせ、重厚感のある仕上がりになりました。
■ 動きの悪かった建具も、一級技能士の技でスムーズに
一間半の中仕切り鴨居が下がってしまった影響で、襖の動きが非常に悪くなっていました。そこでお預かり時に仕事場へ持ち帰り、建具の丈詰め調整を施しました。もちろん、こうした調整は無料で承っております。
納品した襖を建て込むと、スッと動く軽やかさに。お客様からも「綺麗になったわ〜!畳が入るのも楽しみね」と、心からの笑顔で喜んでいただけました。
■ 次はいよいよ「ひのさくら」の出番です
襖を無事に納め、次はいよいよ22畳の畳に取り掛かります。今回お選びいただいたのは、熊本の森正司さん作の「ひのさくら」。
JAブランドとして認められた本物の材料が持つポテンシャルを、熟成という工程を経て120%引き出す。桐生・みどり・足利の皆様に、その『違い』を感じていただけるよう、土曜日から気合を入れて製作に入ります!
【公式LINEからのご相談も大歓迎です】
【正直な本音】和紙表キャンペーン。5月は旧価格で踏ん張ります!
いつもありがとうございます。5月1日より、ダイケン和紙表のキャンペーンが始まりました。当店にも案内が届きましたので、まずはお知らせいたします。
■ 「便利さ」の和紙表、キャンペーン詳細
カビやダニに強く、日焼けによる色褪せがほとんどない「ダイケン和紙表」。9月30日までの期間、お手入れのしやすさを優先したい方には一つの選択肢になるかと思います。
■ 職人の本音と、5月の「踏ん張り」について
一級技能士としての私の本音を言えば、やはり「天然いぐさ」の香りと心地よさに勝るものはないと思っています。熟成庫で仕上げた本物のい草の肌触りは、和紙では代えがたい魅力があるからです。
また、実情を申し上げますと、この和紙表も5月から仕入れ価格が上がっております。ですが、今月いっぱいは私のところで何とか踏ん張り、6月の一斉改定までは「旧価格」のままで承ります。こちらのカタログにある豊富なカラーから、値上げ前にお得にお選びいただけます。
「本物のい草がいい」か「手入れの楽な和紙表か」。プロとしてそれぞれの良さを正直にお伝えした上で、納得のいく一枚を仕立てさせていただきます。
和紙表も、公式LINEの「畳と同時注文で襖10%OFF」クーポンが併用可能です。5月中にご相談いただければ、値上げ前の価格で精一杯対応させていただきます!
【公式LINEからのご相談も大歓迎です】
【休日返上】足利を抜けて太田のホシケンさんへ!月曜の襖納品に向けて材料引き取り。
本日は土曜日で問屋さんの配達がお休みですが、現在進めている大型案件の襖(ふすま)仕上げを止めるわけにはいきません。不足した材料を積み込むため、自ら太田市清原町の(株)ホシケンさんまで走ってきました。
桐生市相生町・ひのさくら22畳の大型施工と襖13枚の物語
桐生市菱町の作業場を出発し、お隣の足利市小俣町や葉鹿町の街並みを抜けて車で15分ほど。地元の景色を眺めながらの、ちょっとした「休日返上のドライブ」です。道中、新緑がとても綺麗でした。
■ 現場を止めない。それが職人の責任です
月曜日からの納品に備え、内装資材の卸販売をされているホシケンさんで、納得のいく材料を揃えてきました。問屋さんの配達を待つのではなく、自ら動くことで「一日でも早く綺麗なお部屋をお返ししたい」という想いです。
週明けの月曜日は、まず仕上がった13枚の襖をお届けに伺います。そして来週末から始まる「ひのさくら」22畳の表替えに向けて、主役の畳表はすでに自社熟成庫へ。あえてすぐには使わず、出番が来るその瞬間まで、い草のコンディションを最高潮に高めてから現場へ持ち込みます。
桐生、みどり市、足利、太田……。地域の皆様に、この「熟成された本物の香り」を届けるのが今から楽しみです!明日もしっかりと準備を進めます。
【公式LINEからのご相談も大歓迎です】
