群馬の畳職人ブログ
【重要】畳原材料の40%値上げと出荷制限。特選「ひのさくら」80枚限定で旧価格を維持します
【重要】5月からの価格改定と原材料40%値上げのお知らせ
「そろそろ畳を替えようかな」とご検討中のお客様へ、一級技能士として見過ごせない大切なお知らせを事前にお伝えいたします。
群馬県桐生市で、目に見えない「土台」の品質にまでこだわり抜く佐藤畳工業です。
本日、当店が全幅の信頼を寄せている栃木県栃木市の畳床(たたみどこ)業者さんと、今後の資材情勢について緊急の打ち合わせを行いました。そこで突きつけられたのは、職人として非常に心苦しい現実でした。
■ 【緊急告知】5月より畳原材料が「約40%」の大幅値上げとなります
不安定な世界情勢の影響により、畳床の主原料である石油化学製品(断熱材スタイロ等)がこれまでにない規模で高騰しています。この原材料高騰は、すでに大手化学メーカー各社からも公式に発表されています。
【メーカー公式発表】ポリスチレンフォームの価格改定
※外部サイトへ移動します。原料高騰により業界全体で出荷制限(出荷調整)も開始されています。
実は、昨年から今年にかけても値上げは続いておりましたが、その都度、当店でコストを吸収し、ひっそりと価格調整を繰り返しながら踏ん張ってまいりました。しかし、今回の「40%」という未曾有の高騰は、もはや一店舗の努力で飲み込める限界を遥かに超えております。
石油製品である「建材畳床」が最も大きな影響を受けますが、樹脂表の『セキスイ美草』などは先行して値上げが発表されており、『ダイケン和紙表』製品も順次、価格改定となる見通しです。畳縁や襖紙、障子紙についても値上げの波が押し寄せています。
■ 自社在庫の「ひのさくら」約80枚分は、現行価格で据え置きます
このような厳しい情勢ですが、佐藤畳工業では「本物の国産」を少しでも良い条件でお届けしたいと考え、以前より最高級国産畳表の在庫確保に努めてまいりました。特に人気のブランド「ひのさくら」については、現在約80枚(約13部屋分)の自社在庫がございます。
この自社在庫分が終了するまでは、畳表の価格を据え置き、現行価格にてお仕立てさせていただきます。しかし、この在庫が終了し、次回の仕入れ分からはどうしても新価格へ移行せざるを得ません。最高級のい草を納得のいく価格で手に入れられる、貴重な期間となります。
【4月末までの期間限定】現行価格で対応いたします
10年後の満足を守るため、品質を落とすという選択はいたしません。5月施工分より価格改定をせざるを得ない状況ですが、4月末までにご相談・ご成約いただいた分に関しては、資材を確保し、現行価格にて精一杯対応させていただきます。
「値上がり前に綺麗にしておきたい」とお考えの桐生市・みどり市・足利市の皆様、ぜひこの機会にお早めにご相談ください。一級技能士として、今のベストなタイミングをご提案させていただきます。
桐生市天神町で襖15枚の張替え。入口本襖の「反り」を職人の技で修正!
「襖が擦れて重い…」そんなお悩みも、一級技能士による下地からの作り直しで、新築時のような開閉の軽さが戻ります。
群馬県桐生市で一級技能士の誇りを持って畳・襖・障子の張替えをお届けする、佐藤畳工業です。
本日は桐生市天神町のお客様宅にて、襖の張替えを承りました。6畳の和室ながら、戸襖や天袋・地袋などを合わせて計15枚。建具がずらりと並ぶ、非常に立派で重厚感のあるお部屋です。
■ 入り口の本襖が反る原因は「表と裏のバランス」にあり
今回特に気になったのが、入り口の両面本襖でした。襖が弓なりに大きく反ってしまい、壁と擦れて開閉がスムーズにいかない状態でした。
原因を調査したところ、以前の張替え(他店様)の際の下地補修にありました。片面だけ大きく下張りを施したことで、紙が乾く際の引張力が偏り、骨組みが引っ張られてしまったのです。本襖は、表と裏をバランスよく貼ることが、反りを防ぐための鉄則です。
一度古い紙をすべて剥がし、両面から均等に力がかかるよう下地補修をやり直しました。職人のひと手間で反りも無事に解消し、真っ直ぐで軽い動きへと直りました。
■ 押入れの裏面はすべて「雲華紙」で仕上げ。選ばれた材料と意匠美
佐藤畳工業では、見えない裏面の仕上げにも一切妥協しません。今回は押入れの裏面すべてに「雲華紙(うんかし)」を貼り、清々しく整えました。
表面には、上品な風合いで人気の「新鳥の子襖紙・景勝」をお選びいただいています。
- 押入れ(本襖):景勝No.802(計2枚)
- 入り口(本襖両面):景勝No.802(1枚)、No.816(1枚)
- 入り口(戸襖):景勝No.802(1枚)
- 天袋・地袋(本襖):同系無地で統一(計10枚)
計15枚の襖が新しくなり、お部屋全体の空気までパッと明るくなりました。仕上がりをご覧になったお客様にも、開閉の軽さと新しい紙の美しさを大変喜んでいただけました。
佐藤畳工業では、桐生市・みどり市・足利市の皆様の「困った」に、確かな技術でお応えします。襖1枚、障子1枚からでも喜んでお伺いしますので、お気軽にご相談ください!
桐生から草津へ72km!ダイケン「カクテルフィット」縁無し一畳物の採寸と恩師への挨拶
「遠いところまでありがとう!」というお客様の信頼に応えるため、片道72kmの道のりを超えて最高の一畳をお届けします。
桐生市・みどり市を中心に、職人のこだわりで畳替えを提案する佐藤畳工業です。
ありがたいことに、昨日の[高崎市での仕事]に続き、連日の遠出となりました。本日はさらに足を伸ばし、吾妻郡草津町のリフォーム現場まで伺ってきました。
桐生市からは片道約72km、2時間半ほどの道のりです。 「遠いところまでありがとう!」と信頼して任せてくださる地元の建築会社様、そしてお客様のご期待に応えるべく、気合を入れてハンドルを握りました。
■ 草津町のリフォーム現場で、ダイケン「カクテルフィット」新畳の採寸
今回のミッションは、新畳8畳の採寸(寸法取り)です。
お選びいただいたのは、「ダイケン・清流カクテルフィット22(栗色×胡桃色)」。 和紙を原料とした、モダンで耐久性の高い人気の畳表です。今回はこちらを「縁無しの一畳物」で仕上げさせていただきます。
縁無し畳、それも一畳物は、お部屋をすっきりと贅沢に見せてくれますが、その分、壁のわずかな歪みも許されないシビアな仕事。10年後の満足を見据え、ミリ単位で入念に寸法を測ってきました。
■ 帰り道に立ち寄った、技能グランプリの恩師との再会
そして、草津からの帰り道。 私にとって非常に大切な場所へ寄り道をしてきました。
かつて私が「技能グランプリ」に出場した際、多大なるご指導をいただいた大先輩の畳店です。現在は群馬県畳協同組合の理事長も務められており、私の職人人生における大きな恩師でもあります。
久しぶりに畳づくりの熱いお話を伺い、当時の初心を思い出すことができました。 こうした繋がりに感謝し、技術を磨き続けることが、お客様への最高のサービスに繋がると信じています。
草津の現場も、これから桐生の作業場にて、一級技能士の誇りを持って製作に入ります。完成をどうぞ楽しみにお待ちください!
【高崎市山名町】1寸の歪みを読み切る。伝統技法『割り本』で仕立てた本間畳、朝一番の納品完了!
「1寸のズレを、物差し一本で読み切れるか」――本日、高崎市山名町の貸家にて、一級技能士としての意地を込めた新調畳の納品が完了いたしました。
群馬県桐生市の佐藤畳工業です。先日のブログでお伝えした通り、今回の現場は深刻なシロアリ被害に加え、部屋の対角線が「1寸(約3cm)」も歪んでいるという、非常に難易度の高い本間サイズのお部屋でした。しかも採寸時に専用道具を忘れ、手元の物差し一つで曲がりを算出する伝統技法「割り本(わりぼん)」で挑んだ現場です。
■ 「割り本」の精度が試される、朝一番の納品
本日お引越しの当日、朝一番。静まり返った現場に到着し、お預かりした鍵で中へ。8畳間の歪みは、対角線で1寸。道具があれば造作もないことですが、あの時「割り本」で導き出した計算が、果たしてこの大きな歪みにどこまで肉薄できているか……。正直、納める瞬間まで心地よい緊張感がありました。
一帖ずつ、熊本産JASⅡ「ひのはるか」を使用した新しい本間畳を敷き詰めていきます。結果は――まるで吸い込まれるように、柱の角から敷居の歪みまで隙間なく、ピタリと納まりました。1寸の狂いを物差し一本で読み切る。これこそが一級技能士として磨いてきた「割り本」の真価であり、職人の誇りです。
■ 大家さんのこだわり。清々しい「ひのはるか」と薄緑の縁
貸家ではありますが、大家さんのこだわりが詰まった贅沢な本間仕立て。そこへ、私が選ばせていただいた薄グリーンの無地縁を合わせました。「ひのはるか」の芳醇ない草の香りが立ち込める和室は、誰にも会うことのない早朝の作業であっても、達成感で胸がいっぱいになる仕上がりです。
シロアリ被害に遭い、大きな歪みがあったあの部屋が、職人の手で「新しい住まい」へと再生しました。お引越し作業が始まる前に、お預かりした鍵を責任を持って管理し、静かに現場を後にしました。お会いせずとも、仕事の精度で信頼にお応えするのが佐藤畳工業の流儀です。
■ 高崎・前橋エリアの難現場もご相談ください
片道1時間20分。桐生から離れた高崎市や前橋市でも、今回のような高度な技術を要する現場や、急ぎの案件に喜んで駆けつけます。和室の事なら何でも、一級技能士の佐藤畳工業へお気軽にご相談ください。
高崎市山名町:シロアリ被害からの再生プロジェクト
【桐生市錦町】リフォームに映える鮮やかなグリーン!ダイケン和紙表の新畳を納品しました
「やっぱり和室の仕上げは、この鮮やかなグリーンの縁が一番綺麗だね!」――納品に立ち会ってくださった現場監督さんの弾んだ声に、新しいお部屋が完成した喜びを共に分かち合いました。
群馬県桐生市で、一級技能士の技を大切に一帖一帖お仕立てする佐藤畳工業です。みどり市や足利市など近隣地域のリフォーム現場からも、ありがたいことに多くのご依頼をいただいております。今回はいつもお世話になっている建築屋さんからのご依頼で、桐生市錦町のリノベーション中のお客様宅へ6畳の新調(新畳)を納品してまいりました。
■ リフォームに選ばれた、機能美あふれる「ダイケン和紙表」
今回、施主様が選ばれたのは、耐久性とメンテナンス性に優れた「ダイケン和紙表」です。天然い草のような風合いを持ちながら、色あせにくく、擦り切れにも強い和紙表は、現代のライフスタイルに合わせたリフォームで非常に人気の高い材料です。
土台となる畳床には、断熱性や平滑性に優れた「建材床」を使用。一帖一帖、お部屋の寸法に合わせて正確にお仕立てすることで、リフォーム後のお部屋に隙間なく、ピタリと収まる美しさを追求しました。
■ 定番の品格。巴No.1(高田織物)が彩る和室
そして、この和室の主役とも言えるのが、お客様ご自身が選ばれた畳縁「巴No.1(高田織物)」です。巴シリーズは当店でも定番の縁ですが、このNo.1のグリーンは格別。和紙表の落ち着いた色味に対し、パッと目が覚めるような鮮やかさが、お部屋全体を明るく凛とした空気感に変えてくれます。
現場監督さんも仰っていた通り、「緑の縁」は日本人の心に最も馴染む、和室らしい美しさを引き立てる名脇役です。完成したお部屋に新しい畳がビシッと敷き詰められた瞬間、それまで「工事現場」だった空間が一気に「住まい」へと変わる――そんな特別な瞬間に立ち会えるのは、職人として何度経験しても嬉しいものです。
■ 桐生・みどり市の和室づくり、お手伝いいたします
清々しく整ったお部屋で、これからお客様の新しい生活が始まるのだと思うと、身の引き締まる思いです。建築屋さんの現場でも、個人の施主様からの直接のご依頼でも、変わらぬ丁寧な仕事を積み重ねてまいります。
新築やリノベーションでの新畳、また長年愛用された畳の表替えまで。桐生市・みどり市・足利市の皆様、和室の事なら何でも一級技能士の佐藤畳工業へお気軽にご相談ください。お電話や公式LINEにて、誠実に対応させていただきます。


























