群馬の畳職人ブログ

2025-05-30 18:00:00

桐生市菱町のお客様からお預かりした襖の張り替え|「重ね張り」をせずに、中から綺麗にする職人のこだわり

昨日、桐生市菱町のお客様宅から合計16本の襖(ふすま)をお預かりしました。
内訳は、本襖4本、明かり取りのある「源氏襖」8本、押入れ襖2本、そして天袋2本。形状や構造が異なる建具が揃いました。

■ 当店のこだわり:古い襖紙は必ず「剥がす」ことから始まります

本日は「既存の襖紙を剥がす作業」に丸一日を費やしました。
一般的には、古い紙の上に新しい紙をそのまま重ねて張る「重ね張り」を行う業者も多いですが、佐藤畳工業では原則として重ね張りはいたしません。
なぜなら、数十年分の汚れやホコリを中に閉じ込めたままにするのは、気分的にも衛生的にも良くないと感じるからです。

■ 見えない下地から丁寧に整える

特に源氏襖や天袋などは細かな造作があるため、剥がす作業だけでも非常に神経を使います。
時間はかかりますが、一度すべてをリセットして土台から整えることが、美しい仕上がりへの近道です。
本日は無事に16本すべての剥がし作業が完了しました。
明日は下地をしっかりと補修したのち、「茶チリ紙」という下張り用の和紙を張っていく予定です。
お預かりした襖は、見えないところから誠実に仕上げて、お客様にお返しいたします。
桐生市菱町のお客様、仕上がりまで今しばらくお待ちください!

桐生市菱町での襖張り替え作業|本襖・源氏襖など16本の古い紙を剥がした下地調整の様子

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。