群馬の畳職人ブログ

2025-04-20 18:00:00

【本庄市】縁無し新畳(ダイケン穂波)の市松敷き。90度向きを変えて生まれる「光の表情」と職人の技。

埼玉県本庄市のお客様よりご依頼いただいた、縁無し新畳(半畳サイズ)の製作が佳境に入りました。太田市の工務店様との連携により、細部までこだわった和室空間を仕立てています。

縁(へり)のない畳は、畳表を直角に折り曲げて仕立てるため、一ミリの狂いも許されない非常に繊細な作業です。
今回使用しているダイケンの「穂波(ほなみ)」シリーズは、織りの美しさが特徴ですが、納品時に「90度」向きを変えて敷き込む(市松敷き)ことで、光の反射により同じ畳表でも全く違う色味に見えるという魔法のような表情が生まれます。
一級技能士として、この「光の加減」が最も美しく出るよう、畳表の織り目(目積)を厳密に確認しながら丁寧に折り進めていきます。
また、土台となる畳床(たたみどこ)の調整も重要です。四方を畳表の厚み分だけ正確に差し引いて切り落とし、仕上がりが設計通りの寸法にピタリと収まるよう下地を整えます。
本日は半畳16枚分の準備が整いました。明日の「縫い付け」を経て完成となります。

4DD543FE-2C76-4619-BB82-265DC991CF19.jpeg  84A0863A-59CB-4044-B505-F4D06D898DC8.jpeg

 

佐藤畳工業では、本庄市児玉町周辺でのモダンな縁無し畳(琉球畳風)の施工実績も豊富です。職人の計算し尽くされた「市松の美」を、ぜひご自宅で体感してください。