群馬の畳職人ブログ

2025-06-03 17:30:00

桐生市で襖(ふすま)の張り替え。雨の日の仕上げ制限と地域消防団活動。

朝からずっと雨となり、昨日張った襖紙もまだ湿っている感じでした。
晴れていれば仕上げる事ができたかもしれませんが、無理は禁物。湿気を含んだ状態で仕上げると、乾燥後に紙が収縮してシワや反りの原因になるからです。
お客様に「一生モノ」の品質をお届けするため、仕上げはしっかり乾く明日まで待つことにしました。
本日は消防団として、町内の小学校のプール清掃に半日ほど参加してきました。
あいにくの小雨でしたが、子供たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら団員一同で作業。地域に根ざした職人として、こうした活動も大切にしています。
空いた時間には、仕事車に貼る新しいステッカーをデザイン・注文しました。
「畳・襖・障子」「ホームページURL」「QRコード」を一枚に集約。技能グランプリ入賞店としてのプライドを込めたデザインです。桐生市やみどり市の街中を走るこの車が、皆様にとって畳の相談がしやすくなる「動く看板」になればと願っています。安全運転でお伺いします!
〈施工地域〉 群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。
2025-06-02 18:00:00

職人技が光る源氏襖16枚の張り替え|桐生市で明かり取り障子まで丁寧に仕上げました

本日は、非常に高度な技術を要する「源氏襖(げんじぶすま)」の上張り作業に集中しました。

■ 失敗の許されない、緊張感のある手仕事

源氏襖の張り替えは、通常の襖と違い、窓枠(明かり取り)に合わせて紙を正確に裁断し、糊を引かなければなりません。「絶対に間違えないように、失敗しないように」と、一断ち一断ち、細心の注意を払って仕事にかかりました。
桐生市での源氏襖張り替え|精密な窓枠への上張り作業    源氏襖の上張り完了|職人のこだわりが詰まった仕上がり

■ 職人として血が騒ぐ「楽しさ」

源氏襖の張り替えは年に数回あるかないかの貴重な仕事です。正直なところ、窓周りの細工には非常に手間がかかるため、作業スピードはなかなか捗りません。しかし、難しいからこそ思い通りに仕上がっていく工程は職人として非常に楽しく、やりがいを感じる時間でもあります。
本日、なんとか16枚すべての源氏襖の上張りと、明かり取り部分の障子張りを終えることができました。窓から差し込む光が、新しく張った和紙を通して優しく広がる様子は、苦労して仕上げたからこその格別な美しさがあります。

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。

2025-06-01 18:00:00

みどり市笠懸町で畳の打ち合わせ|重い家具や本棚への職人の配慮

本日はみどり市笠懸町にて、大工さんと一緒にお客様宅の打ち合わせに伺いました。
6畳と8畳の畳表替えをご依頼いただいております。

■ 笠懸町の現場:大工さんの作業完了を待って畳工事へ

6畳間には非常に大きなタンスがありましたが、大工さんが丁寧に解体・移動してくださる予定です。また、2階の8畳間には大量の本がありました。本棚への負荷を考え、作業時には中身を少し出させていただくなど、家財を傷めないよう配慮いたします。現在は、大工さんからの「移動完了」の連絡を待ち、準備が整い次第すぐに畳の仕事に取り掛かります。

■ 菱町の現場:源氏襖の障子洗いと、本襖12枚の上張り

並行して進めている桐生市菱町の襖(ふすま)は、工房で着々と進んでいます。源氏襖の明かり取り部分の障子を水洗いし、続けて本襖12枚と雲華紙4枚の上張りも完了しました。

桐生市菱町の襖張り替え|源氏襖の明かり取り障子を水洗いし下地を整えた様子    本襖の上張りと雲華紙の仕上げ作業|職人による丁寧な襖の張り替え

それぞれの現場、一つひとつの工程を大切に、誠実な仕事を積み重ねてまいります。

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。

2025-05-31 18:00:00

襖の仕上がりを左右する茶チリ紙の下張り|桐生市での源氏襖張り替え作業

昨日お預かりした16本(合計32面)の襖の下張り作業を進めています。
本日は、仕上がりの美しさを左右する最も重要な工程「茶チリ紙(ちゃちりし)」による下張りです。

■ なぜ「茶チリ紙」を張るのか?

襖の張り替えにおいて、この下張りは最終的に表面の紙で隠れてしまう部分です。しかし、ここを丁寧に行うことで、新しい紙がピンと綺麗に張り、下地の凹凸が表に出ないようになります。この「見えない一手間」が10年後の美しさに繋がります。

■ 手間のかかる源氏襖も一枚ずつ丁寧に

今回は明かり取り(窓)のある「源氏襖」が多く含まれています。窓がある分、紙の切り抜きや細部の糊付けに非常に神経を使うため、32面分を終えるのに丸一日を費やしました。時間はかかりますが、妥協は一切いたしません。

桐生市での襖張り替え|茶チリ紙を使用した丁寧な下張り作業の様子

■ 職人として「当たり前」を積み重ねる

茶チリ紙は1面につき通常6枚使用します。1,000枚単位で仕入れても、丁寧な仕事を続けているとどんどん減っていきます。それだけ多くのお客様にご依頼いただいている証拠であり、職人として本当に有り難いことです。
見えない下地こそ、職人の腕の見せ所。
桐生市の皆様に、いつまでも「頼んで良かった」と思っていただける仕上がりを目指して、明日も一工程ずつ丁寧に進めてまいります。

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。

2025-05-30 18:00:00

桐生市菱町のお客様からお預かりした襖の張り替え|「重ね張り」をせずに、中から綺麗にする職人のこだわり

昨日、桐生市菱町のお客様宅から合計16本の襖(ふすま)をお預かりしました。
内訳は、本襖4本、明かり取りのある「源氏襖」8本、押入れ襖2本、そして天袋2本。形状や構造が異なる建具が揃いました。

■ 当店のこだわり:古い襖紙は必ず「剥がす」ことから始まります

本日は「既存の襖紙を剥がす作業」に丸一日を費やしました。
一般的には、古い紙の上に新しい紙をそのまま重ねて張る「重ね張り」を行う業者も多いですが、佐藤畳工業では原則として重ね張りはいたしません。
なぜなら、数十年分の汚れやホコリを中に閉じ込めたままにするのは、気分的にも衛生的にも良くないと感じるからです。

■ 見えない下地から丁寧に整える

特に源氏襖や天袋などは細かな造作があるため、剥がす作業だけでも非常に神経を使います。
時間はかかりますが、一度すべてをリセットして土台から整えることが、美しい仕上がりへの近道です。
本日は無事に16本すべての剥がし作業が完了しました。
明日は下地をしっかりと補修したのち、「茶チリ紙」という下張り用の和紙を張っていく予定です。
お預かりした襖は、見えないところから誠実に仕上げて、お客様にお返しいたします。
桐生市菱町のお客様、仕上がりまで今しばらくお待ちください!

桐生市菱町での襖張り替え作業|本襖・源氏襖など16本の古い紙を剥がした下地調整の様子

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。