お世話になってる伊勢崎の大工さんからのご依頼で、足利市の住宅に6畳の採寸に伺いました。県外・市外といえば遠そうですが、当店から15分程のお宅です。部屋にピアノが置いてありましたが、無事に採寸できました。大工さんが畳下の荒床を直したりするので、納品は来週になります。
襖の上張りが終えました。本襖の大が2本、小が7本と太鼓襖(両面戸襖)が3本です。上張りは織物糸入り襖紙で、本襖の裏面には雲華紙を張りました。部屋によって襖柄が違うので、間違えないように気を付けて張りました。襖が綺麗になると、仕事しているコチラも気持ちいいです。
今日も預かっている襖の仕事です。本襖、戸襖共に茶チリ紙での下張りをしました。襖の本数があるので、下張りだけでも時間がかかります。既存の襖を剥がさずに下張りもしない人もいますけど、『剥がして下張りするのが基本』と教わってるのでその通りに手抜きしないで仕事します。
戸襖を4枚、織物糸入り襖紙で上張りしました。写真ではまだ乾いていないのでたるんでますが、乾けばピンっとします。
昨日とりかかった戸襖の補修をしました。ベニヤ板が傷んでる場所が数ヶ所あったため、パテを埋めて平らにします。念のため、周りにはシーラーを塗りました。
本襖の方も既存の襖紙を剥がし、穴が空いていたり傷んでる場所は補修しました。縁は外して、場所の印をつけて1枚ごとにまとめておきます。そうする事で、また同じ場所に使うのに悩みません。
昨日引き上げてきた襖剥がしを始めました。両面戸襖の3枚の片側にビニールクロスが貼ってあり、簡単に剥がれるか分からないので戸襖からかかりました。案の定、全然剥がれなくて苦労しました。出来るだけ下地も綺麗にしたいです。
今日は雑用もあり、あまり捗らなかったですがなんとか戸襖を10面剥がし終えました。