襖の基本的なお手入れで、毎日して欲しい事は換気です。1日に1回、30分ほど風を通す事が襖を長持ちさせるポイントになります。
襖紙には湿度が高い時には湿気を吸収し、乾燥してくると湿気を放出してくれる調湿機能があります。そのため湿度が高くなりすぎる梅雨時期は、カビを防ぐためにも換気を行ってください。
間仕切りとして使われている襖は、定期的に開け閉めをして湿気を逃がしてください。重ねたままにしておくと湿気がこもり、カビやシミ、反りの原因になります。
そして週に1回程度、はたきなどを使って埃を払ったり、襖の縁や引き手を乾拭きしたりしましょう。
