群馬の畳職人ブログ

2026-08-22 20:56:00

【施工事例】桐生市広沢町・天袋の襖2本:無理な営業はいたしません。お見積もり時の「ていねいな説明」が繋いだ、数時間後のありがたい追加ご用命

いつも佐藤畳工業のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。群馬県桐生市菱町の佐藤畳工業です。お盆休みが明け、地域の皆様が清々しい気持ちで秋のシーズンを迎えられるよう、今週も一針入魂で実直に現場を動かしております。

本日は、インターネットのGoogleマップ検索から新しく佐藤畳工業を見つけてくださり、ご用命をいただきました新規のお客様、桐生市広沢町の素晴らしい襖(ふすま)のお仕立て事例をご紹介いたします。本当にありがたい新しい施主様とのご縁でございます。

今回のお客様は、和室にある天袋(てんぶくろ)の襖にシミが出来てしまい、どうしてもそこが気になるということで、天袋の襖2本の張り替えのご相談をいただきました。

現地でお見積もりをさせていただいた際、その和室は2部屋続きの立派な空間でした。私は一級技能士として、包み隠さず正直に一つの事実をお伝えいたしました。「天袋の2本だけが真っ白に綺麗になると、長年役目を果たしてきた周りの他の襖の古さが、かえって目立ってしまうかもしれません」ということです。

しかし、当然お客様にもご予算のご都合がございます。当店では、お客様の立場を無視してあれもこれもと高いメニューを強引に売りつけるような「無理な営業」は、これまでも、そしてこれからも絶対にいたしません。お客様のご意向を何よりも尊重し、今回はご要望通り、天袋の襖2本だけをお仕立てさせていただく段取りで実直に作業を承りました。

そこで、私は表面の仕上げに織物糸入り襖紙『しんせんNo.41』をご提案させていただきました。この『しんせんNo.41』は、見本帳のベースとなる「基本の共通無地」という品番です。ここで適当に別の種類の襖紙を張ってしまうと、後日「やっぱり下の大きな襖も張り替えたい」となった時に、上下の色が合わなくなり、選べる柄の選択肢が完全に狭まってしまうという落とし穴がございます。「今回はご予算に合わせて天袋の2本だけを実直に張りますが、この基本の共通無地にしておけば、将来的に下の襖を張り替える時が来ても、襖の柄の種類を選ぶ事ができますよ」と、先々の和室の未来を見つめてていねいなご説明をさせていただきました。なお、見えない裏面には湿気や歪みを防ぐ伝統の『雲華紙』で仕上げてあります。

仕事場で裏面に雲華紙を敷き表面にしんせんNo.41の基本の共通無地高級襖紙をシワ一つなく均整にお仕立て中の天袋襖写真|佐藤畳工業

■ 職人の手仕事。美しい特級襖紙しんせんNo.41を仕事場にて実直にお仕立ていたしました

私の汗と技術が詰まった仕事場(作業場)にて、一級技能士の手で一枚一枚丁寧にお仕立てを施しました。小さな建具であっても手仕事に一切の妥協はありません。湿気によるタルみやシワが1ミリも出ないよう、糊(のり)の加減を微調整しながら、均整の取れた美しいハリを持たせて仕上げております。

■ 和室の枠へピタッと綺麗に建て付け完了。気品ある晴れやかな和室空間へ

仕上がった天袋の襖を丁寧にお部屋へお届けし、納品をさせていただきました。長年の住宅の歪みなどで戸走りの隙間がズレてしまっている箇所も、職人の道具で実直に現場微調整を行い、ミリ単位の狂いもなくピタッと綺麗に、滑らかに開閉できるよう建て付けを完了しております。シミも消え去り、お部屋の上部にパッと美しい気品が広がり、大変お喜びいただけました。

鴨居の上の天袋枠の中へしんせんNo.41の基本の共通無地襖が隙間なくミリ単位の狂いもなくピタッと綺麗に建て付け納品完了した完成写真|佐藤畳工業

■ 「ていねいな説明でした。」届いた直筆の生の声と、数時間後の大逆転

ネット上の出所のわからないクチコミ文字とは違い、当店を深く信頼してくださった地元の皆様からの温かい自筆の筆跡こそが、佐藤畳工業の一生モノの不変の資産であり、誠実さの裏付けです。

お引き渡しを終えた際、お客様より「ていねいな説明でした。」と、全ての項目に満足のチェックをいただいた直筆アンケートを頂戴いたしました。大げさな大絶賛ではなく、この実直な一行の言葉こそが、私たちの説明に嘘偽りがなく、心から納得して安心していただけたという確かな証拠であり、深く胸に響く大切な勲章でございます。

〜桐生市広沢町のお客様からいただいた直筆のメッセージ〜

「ていねいな説明でした。」

全ての作業に満足をいただき、ていねいな説明でした、と一文字ずつ力強く書いてくださった桐生市広沢町のお客様からの直筆アンケート用紙写真|佐藤畳工業

職人冥利に尽きる施工となりましたが、この実直な仕事には、さらに素晴らしい続きのドラマがございました。納品を終えて私が仕事場へ戻り、数時間ほど経った頃のことです。お客様から「佐藤さん、やっぱり天袋が綺麗になったら他の襖も全部やりたくなっちゃった。あの時の佐藤さんの言葉通りだった。ぜひ追加でお願いしたい」と、大変ありがたいお電話が鳴り響いたのです。

目先の売り上げ欲しさの強引な売り込みをバサッと引き算し、一級技能士として正直な事実と未来の提案だけをていねいにお伝えした姿勢を、お客様が深く信頼してくださった結果の、これ以上ない最高の追加ご用命でした。明日、早速お隣の部屋も含めた全体の打ち合わせに行ってまいります。我が家の和室の主治医として、今後もお一人おひとりのご都合に合わせた手渡しのまごころフォローで、一生涯大切にお付き合いさせていただきます。

※実際に当店で工事を終えられ、和室や窓際の美しい仕上がりに大満足された地元の皆様からの【1ミリも嘘偽りのない手書きアンケートギャラリーはこちら >】も合わせてご覧いただき、本物の安心感をお確かめください。

※日本の本物のい草・畳表の大切な産地である熊本の深刻な現状と、年内施工分の最高品質をお約束する当店の【震災と畳の未来・国産100%の自社倉庫確保についてはこちら >】も、合わせてご一読いただけますと幸いです。

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〈主な施工地域のご案内〉 群馬県桐生市みどり市栃木県足利市 を中心に、 太田市伊勢崎市前橋市 など群馬県全域および近隣エリアの畳・襖・障子の張り替えを承ります。特に群馬県内で本物の国産にこだわった上質な畳替えなら、一級技能士の佐藤畳工業へお任せください。
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