群馬の畳職人ブログ

2026-04-21 21:34:00

【桐生市 施工事例】神奈川のオーナー様から2度目のご依頼。畳の踏み心地を揃える「藁サンド床」とひのはるか。

「前回の仕上がりが良かったから、今回も佐藤さんにお願いしたくて」――神奈川県で賃貸業を営むオーナー様から届いたその一言に、職人としての背筋が伸びる思いでした。

群馬県桐生市で、10年後の「頼んで良かった」をカタチにする佐藤畳工業です。桐生市、みどり市、足利市を中心に、一級技能士が直接現場に伺い、畳替えや襖の張り替えを行っております。

今回は桐生市東の一戸建て貸家にて、4.5畳の畳替え(表替え2.5畳、新調2畳)と襖4枚の張り替えを承りました。昨年末にホームページを通じてご縁をいただいたオーナー様から、2度目のご依頼です。遠方にお住まいの大家さんにとって、地元の施工業者選びは不安が伴うもの。だからこそ、期待を裏切らない丁寧な仕事と、現場に合わせた柔軟な提案が求められます。

桐生市東の一戸建て。熊本産ひのはるかと襖の張り替えで明るく生まれ変わった和室の全景

■ 踏み心地を揃える「職人の計算」

今回の現場で最も神経を使ったのは、新調する2畳の「床(とこ)」選びでした。既存の2.5畳は、今では貴重な藁床(わらどこ)。ここに安価な建材床の新畳を混ぜてしまうと、歩いた時の沈み込みや硬さが変わり、入居者様が違和感を覚えてしまいます。そこで今回はあえて「藁サンド床」を採用し、既存の畳と踏み心地を揃えました。

藁サンド床を使用し、既存の藁床と踏み心地を統一して隙間なく敷き込まれた畳

畳表には、熊本県産・岡本氏が手掛ける糸引き「ひのはるか」を使用。合わせる畳縁には、高田織物の『楽壱No.130』を選び、落ち着きのある上品な足元を演出しました。熊本から届いた確かな品質の証が、このお部屋の新しい息吹となります。

熊本県産畳表ひのはるかの品質証明書。生産者・岡本氏の笑顔と確かな品質の証

■ 空間の役割に合わせて使い分ける「襖」

襖の張り替えでは、それぞれの空間に合わせた表情を作りました。本格的な和室側には、心を落ち着かせる大人しい「グリーン系の襖柄」を採用しています。

和室の雰囲気に合わせた上品で大人しいグリーン系の襖柄への張り替え

一方で、フローリングにリフォームされた洋風の空間に面した襖には、清潔感のある「ホワイト系の無地」を。それぞれのお部屋が持つ役割を尊重し、最適な一枚をご提案させていただきました。

リフォームされたフローリング空間に馴染む、清潔感のあるホワイト系無地の襖

目に見えない「踏み心地」から、お部屋の印象を決める「襖の柄」まで。一度きっちりと整えた土台に、適切な手入れを重ねる。これこそが、桐生市や周辺地域のお客様に選ばれ続ける「一生モノ」の和室を育てる秘訣です。これからも、遠方のオーナー様にも安心してお任せいただける仕事を積み重ねてまいります。

 

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〈施工地域〉 群馬県桐生市みどり市栃木県足利市 を中心に、 太田市伊勢崎市前橋市 など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。