群馬の畳職人ブログ

2026-03-25 22:35:00

和紙畳(清流)は裏返しができる?桐生市相生町で10年越しの畳替え・隙間調整を施工

10年という歳月を感じさせない、清々しい和室の蘇りに立ち会わせていただきました。

桐生市の佐藤畳工業です。今回は相生町のお客様宅にて、和紙表(清流)の「裏返し」を施工させていただきました。打ち合わせからお時間を頂戴してしまいましたが、無事に完了しお届けすることができました。

■和紙表(清流)の裏返し。10年越しのリフレッシュ

およそ10年お使いとのことでしたが、お部屋を大変丁寧に使われていたため、裏返しを行うことで見違えるほど綺麗になりました。和紙表は表面の汚れが黒く目立ちやすいという特性もありますが、今回のように裏返して長く、美しくお使いいただけるのが大きな魅力です。

和紙畳(ダイケン清流など)も、天然い草と同じように適切なタイミングで裏返すことで、新品同様の鮮やかな色合いと清潔感を一気に取り戻すことができます。10年間ご家族を足元から支え続けてきた畳表が、ひっくり返すだけでまるで魔法のように新築時の美しさに生まれ変わる瞬間は、お客様にとっても私たち職人にとっても、本当に感動的な節目となります。

■隙間をピタリと直す

以前の施工によるものか、畳の間に目立つ隙間がいくつか見受けられました。今回の裏返し作業に合わせ、すべての隙間をミリ単位で調整し、ピタリと納め直しております。桐生市やみどり市の現場でもこうした隙間調整は、畳替えにおいて非常に重要な工程です。

どれほど表面が綺麗になっても、畳と畳の間に数ミリの隙間が開いているだけで、歩いた時の沈み込みや見た目の美しさが大きく損なわれてしまいます。佐藤畳工業では、ただ表を裏返すだけの機械的な作業はいたしません。一帖一帖の歪みや癖を正確に見極め、専用の補修材を使って隙間をきっちりと埋め尽くすことで、和室全体が一本の美しい線で繋がるような極上の踏み心地を再現いたします。

桐生市相生町での和紙畳(清流)の裏返し施工。隙間なくピタリと納まった様子

■仕上げのアクセント

畳縁には「綿ポリNo.8」の紺無地をお選びいただきました。7畳と7.5畳のお部屋を、1日1部屋ずつ心を込めて丁寧に仕上げさせていただきました。紺色の縁が、和紙表の清涼感を引き立てます。

無地の紺縁は、お部屋全体をキリッと引き締め、モダンでありながら格調高い和空間を演出してくれる当店でも非常に人気の高い色柄です。特に今回のような和紙表(ダイケン清流)の裏返しによって蘇った瑞々しい色合いとの相性は抜群で、敷き詰め終えた瞬間に、和室の空気が新築時のようにガラリと爽やかに生まれ変わりました。丁寧な2日間の手仕事を、お客様にも大変お喜びいただけて職人冥利に尽きます。

紺無地の畳縁「綿ポリNo.8」で仕上げた和紙畳。桐生市・みどり市での畳替え事例

■世間は狭い!驚きの出会い

作業中にお話ししていると、なんと地元でお世話になっている方のご親戚であることが判明いたしました。世の中、本当に狭いものですね。この度は素敵なご縁をいただき、誠にありがとうございました。

地元の皆様の温かい繋がりや信頼に支えられていることを改めて実感し、職人として感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。これからも桐生市やみどり市の皆様の暮らしに寄り添い、10年後、20年後も「佐藤畳工業に頼んで本当に良かった」と笑顔になっていただける確かな仕立てを徹底してまいります。

群馬県桐生市の佐藤畳工業では、実物の見本をご用意しております。実際に触れてみたい方は、お電話または公式LINEよりお気軽にご連絡ください。

〈施工地域〉 群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。その他地域からでもお気軽にご相談ください。
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