群馬の畳職人ブログ
「国産専門店」を名乗る覚悟。桐生市の佐藤畳工業が在庫のすべてをオープンにする理由。
群馬県桐生市で畳の表替え・張り替えを承っております、佐藤畳工業です。本日は、私が「国産畳専門店」として譲れないこだわりについてお話しさせていただきます。
■私が「使い分け」をしない理由。
通常、仕事の内容によって国産と中国産を使い分けるのが一般的です。効率や利益を優先すれば、それも一つの経営判断かもしれません。
しかし、私が目指す「畳」は、そうではありません。
私が忘れたくないのは、「その畳の上で、これから毎日を過ごされるのは誰か」ということです。建築屋さんや不動産屋さんの向こう側には、新しい生活を心待ちにされているご家族がいます。その方々が、知らずに中国産の畳の上で過ごされることを想像すると、私はそんな「表と裏がある商売」はしたくないのです。
どんなご依頼であっても、胸を張って「本物の国産です」と言いきりたい。その先にいるご家族の笑顔に責任を持ちたい。そんな曇りのない仕事を、私は一生貫き通すつもりです。
■逃げ道を断つ、「国産専門店」のプライド。
私が「国産専門店」と名乗るのは、単なるこだわりではありません。それは、安価な中国産を一切扱わないと決め、自ら仕事の幅を狭めてでも、お客様に安心の一枚を届けるという「不退転の決意」です。
■「どうぞ、在庫のすべてを自由に見に来てください」
私の仕事場は、いつ、どなたが突然見に来てくださっても構いません。私は、在庫のすべてをオープンにしています。
なぜなら、佐藤畳工業には「隠さなければならないもの」が何一つないからです。
畳は『見た目だけではわからない商品』です。 だからこそ、どこで誰が作った素材なのかを、ご自身の目で確かめて、心から納得していただきたいのです。
お届けした瞬間だけでなく、数年後に「佐藤に頼んで良かった、やっぱり本物は違うね」と笑顔で仰っていただくために。
それが一級技能士としての私のプライドであり、お客様への誠実さの証です。
■葛藤の末に生まれた、国産畳表「応援」 (6,800円)
もちろん、国産だけに絞ることで「安く見せる」ことは難しくなりました。しかし、信念は曲げたくありません。そこで出した答えが、国産畳表「応援」です。
・予算が限られていても、本物の国産で過ごしてほしいというお客様への応援
・日本の伝統を守る、熊本のい草農家さんへの応援
その両方を繋ぎたいという、私の「覚悟」を込めた価格設定です。
■最後に
桐生市、みどり市、足利市の皆様。畳のことで迷ったら、まずは私の仕事場を覗きに来てください。本物のい草の香りと、私の嘘・偽りのない仕事。そのすべてを、ご自身の目で確かめていただければ幸いです。
※配達等で留守にしている場合もありますので、事前に公式LINEから一言メッセージをいただけますと確実です。


