群馬の畳職人ブログ

2026-03-02 20:00:00

【プロ直伝】畳を長持ちさせる正しい掃除法|掃除機と拭き掃除の「絶対やってはいけない」注意点

■ 群馬県桐生市の畳職人が教える、毎日の正しいお手入れ

せっかく張り替えた新しい畳。できるだけ長く、美しく保ちたいですよね。
実は、良かれと思ってやっている掃除方法が、逆に畳を傷めているケースも少なくありません。今回は、畳のプロが実践している「正しい掃除機のかけ方」と「拭き掃除の極意」を解説します。
1.掃除機のコツ:引きずりは厳禁!「目に沿って」が基本
現代の掃除の主役は掃除機ですが、畳を掃除する際には2つの鉄則があります。
  • 「畳の目」に沿ってゆっくり動かす
    畳の表面には「目(山と谷)」があります。この目に沿ってゆっくりと掃除機をかけることで、隙間に入り込んだ細かなホコリやダニの死骸をしっかり吸い取ることができます。
  • 本体は「手で持つ」のが理想
    意外と見落としがちなのが、掃除機本体の「車輪」です。本体を引きずりながら掃除をすると、車輪が畳の表面をこすり、ささくれや傷の原因になります。重いかもしれませんが、本体を浮かせて、ヘッドだけを優しく滑らせるのがプロの推奨するスタイルです。

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2.拭き掃除の極意:基本は「から拭き」でツヤを出す
「汚れを落としたいから水拭きをしたい」というご相談をよく受けますが、畳にとって水気は大敵です。
  • 「から拭き」で天然のワックス効果を
    畳の掃除は、乾いた布で目に沿って拭く「から拭き」が基本です。い草に含まれる油分が表面に馴染み、使い込むほどに美しい「ツヤ」が出てきます。
  • 水拭きをする場合の注意点
    どうしても汚れが気になる場合は、雑巾を「これ以上絞れない」というくらい固く絞って使用してください。水分が残ると、カビやダニの発生、さらには畳の黒ずみ(変色)の原因になります。拭いた後は、窓を開けてしっかりと換気を行い、畳を乾燥させることが重要です。
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■ まとめ:日々のお手入れが畳の寿命を延ばします
「掃除機は優しく、拭き掃除は乾いた布で」。
このシンプルなルールを守るだけで、畳の美しさは驚くほど長持ちします。群馬の乾燥した冬も、湿気の多い夏も、正しいお手入れで快適な和室ライフを楽しんでください。
もし「自分でお手入れしても汚れが落ちない」「畳がささくれて掃除機がけが大変」と感じたら、それは表面の寿命かもしれません。そんな時は、お気軽に当店へご相談ください。
 

〈施工地域〉

群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、太田市・伊勢崎市・前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。 その他地域からでもお気軽にご相談ください。