群馬の畳職人ブログ

2025-03-24 16:00:00

桐生市境野町で畳の表替え。熊本産「ひのさやか」と茶無地の縁で上品な仕上がりに!

お世話になります。桐生市の佐藤畳工業です。「一針入魂」本日も職人としてのプライドを胸に、地域の皆様へ畳替えの施工事例をお届けいたします。

本日は、桐生市境野町のお客様宅にて6畳の畳表替え工事を施工させていただきました。今回お客様にお選びいただいたのは、熊本県八代市の生産者である森野利明氏が丹精込めて育て上げたブランド畳表「ひのさやか」です。

この「ひのさやか」は、すーっと深く美しい若草色と一本一本が均一で非常に綺麗な織り込みが特徴の畳表です。厳しい基準をクリアした安心・安全な「くまもとJAブランド畳表」であり10枚あたりの重量も21.1kgと、いぐさが詰まっています。だからこそ、お部屋に敷き詰めた瞬間に天然いぐさならではの瑞々しく豊かな香りが広がり、和室全体がパッと明るく生まれ変わりました。畳縁にはシンプルで洗練された「茶無地」を合わせることで、いぐさの美しさがより一層引き立つ上品で綺麗な和空間に仕上がっています。

桐生市境野町での畳表替え 森野利明氏のひのさやか使用

■ 長持ちの秘訣「框(かまち)の縫い締め」

当店が畳替え(表替え)を行う際、単に表面のイグサを新しくするだけではありません。今回は昔ながらの「わら床」でしたので、当店こだわりの「框部分の徹底的な縫い締め」「出合い框のコーナー逢着(ほうちゃく)」の補修を手間を惜しまず施しました。

長年踏まれてきたわら床は、どうしても角(框)の部分が丸まったり、へたったりしてしまいます。そのまま新しい畳表を張っても、決して長持ちはしません。コーナー材を一針一針しっかりと縫い締めることで、畳の角をシャキッと直角に立ち上げます。このひと手間を加えることで10年、20年と使い続けても型崩れしにくい、圧倒的に丈夫な畳へと蘇るのです。

畳の寿命を延ばすわら床の框部分の縫い締め補修

仕上がってしまえば、畳縁の下に隠れてお客様の目には見えない部分です。しかし、この「見えない部分の補修にこそ全力を尽くす」ことこそが技能グランプリ入賞店としてのプライドであり、佐藤畳工業が地域のお客様に選ばれ続ける理由だと自負しております。

■ カビにくく年中快適!佐藤畳工業が「自社熟成庫」で寝かせた畳表にこだわる理由

これからの梅雨や夏場など、ジメジメする季節にお客様が一番心配されるのが「畳のカビ」ではないでしょうか。実は、刈り取ったばかりの「新草」の畳表は、いぐさが水分を多く含んでいるため、どうしてもカビが発生しやすいというデメリットがあります。

そこで佐藤畳工業では、森野利明氏の「ひのさやか」をはじめ、仕入れた上質な畳表をすぐに使うことはいたしません。自社の専用熟成庫に入れ、じっくりと時間をかけて大切に保存し、いぐさの水分を限界まで抜ききってからお客様の元へお届けしています。職人の手で手間暇かけて管理し、水分をコントロールした畳表は、国産いぐさならではの豊かな香りと美しい艶はそのままに、これからの季節でもカビが非常に発生しにくい安心の和室空間を作ってくれます。

熊本の農家様が命を懸けて育てたいぐさと、職人の技術。その両方が合わさって初めて、本当の心地よい畳が完成します。生まれ変わった和室で、天然いぐさの癒やしの香りと共に、ご家族皆様で末永く快適にお過ごしいただければ幸いです。

桐生市境野町のお客様宅にて上品に仕上がった畳表替え

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〈施工地域〉 群馬県桐生市みどり市栃木県足利市を中心に、太田市伊勢崎市前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。特に群馬県内で本物の国産にこだわった上質な畳替えなら、一級技能士の佐藤畳工業へお任せください。
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