施工写真
・手縫い(新畳)作業工程

畳製作に使う主な道具
昔ながらの畳作業といえばやはり『包丁』『針』『糸』『待ち針』です。

畳床 丈の裁断
寸法を合わせて包丁の角度がブレないように切り落とします。

畳角の崩れ防止
昔の高級な畳には型崩れを起こさない為『頭板』といわれる材料を縫い込みました。技能グランプリでも頭板の縫い込みが課題となっています。
今回の作業は簡易的なプラスチックコーナーですが、型崩れの予防にはとても重要です。

畳表と畳床の間に防虫紙を挟み込み
どうしてもわら床には虫のイメージがある為、畳表を張る前に防虫紙を挟み込みます。定期的な畳替え、そして湿度に気を付けてもらえればそれ程気にする事はないと思います。

表張り
畳表は必ずしも真っ直ぐになっている訳ではありませんし、機械での張り作業は均一にしか張れません。藺草の通りを何度も確認しながら畳表を張っていきます。