群馬の畳職人ブログ
2025-12-21 20:00:00
現場での襖張替え みどり市大間々町
みどり市大間々町のお客様宅に、お預かりしていた襖3本の納品です。
そして、外れない天袋の襖を現場で張替えです。以前2階を増築した時に、天袋の部分は押し入れとして使えないので裏から固定してあるようです。
先ずは、既存の襖紙を剥がします。剥がすのにどうしても水を使うので、養生も必要です。
建具のベニヤ板が乾くのを待って、下張りです。
下張りが乾いたら、次は上張りです。
上張りは、裏面に水糊を塗布して襖紙をしっかり延ばしてから張ります。その為、張ってから乾くまでの間はシワ・弛みが見えてしまいます。
その状態で、お昼休憩にさせていただきました。
休憩後、ある程度乾いたのを確認できたので引手を取り付けました。
襖紙が完全に乾くまでまだ時間が必要ですが、後は自然に乾きますのでこれで現場作業は終了です。
お預かりしている桐生市相生町の襖に、シーラーを塗って下張りまで済ませました。写真の下張りは、まだ乾いてません。








