太田市のお寺の下準備です。
襖の端っこの方に釘が打ってあるので、元の襖にだいぶサビが出てました。シーラーを塗った後に、サビが出ないように釘の頭を養生しときました。
その上に、ノリが効くように障子紙をひと回り貼りました。出来るだけ板の段差が出ないように、継ぎ目に茶チリ紙をひと手間加えました。
もちろん、普通に茶チリ紙による下張りもしました。

上記の仕事のノリが乾く合間に、廊下に敷く薄縁の準備をしました。幅は約3尺、長さは約2間になります。国産畳表は通常、1枚ずつの切り物なので繋ぎ合わせました。い草に経糸を絡めて、しっかり結んでいきます。

