群馬の畳職人ブログ

2025-03-19 20:34:00

【桐生市境野町】ダンボール襖のシミ対策と、職人こだわりの「袋張り」施工

「ダンボール襖に袋張り(浮かし張り)をすると反りやすい」――そんな一般的な常識を、職人の確かな経験と技術で覆す。本日は、桐生市境野町のお客様からお預かりした襖の張り替え作業から、当店の仕上がりへの強いこだわりをご紹介いたします!

お世話になります。群馬県桐生市・みどり市・栃木県足利市を中心に、本物の国産畳や襖、障子を一針入魂でお仕立てしている佐藤畳工業です。
本日も一級技能士としての誇りを持って、皆様に役立つ職人ブログをお届けいたします。

■ 襖の張り替えに「正解」はないけれど、佐藤畳工業が大切にしていること

襖の張り替え方法は、店舗や職人によって千差万別です。何が正解で何が不正解ということはありませんが、当店には大切にしている「仕上がりへの考え方」があります。

通常、扱いが難しいとされる「ダンボール襖」の下地に対しては、既存の紙の上に重ねて張るか、剥がして直接糊付けする「ベタ張り」が一般的です。ですが、当店はあえて少数派ともいえる「袋張り(浮かし張り)」を採用しています。

■ 「袋張り」は本当に反りやすいのか?シミを防ぐ一手間と職人の答え

よく「ダンボール襖に袋張りをすると反りやすい」と言われることもあります。しかし、実はベタ張りでも反る可能性は十分にあります。実際、今回お預かりした境野町のお客様の襖も、元の施工方法は「重ね張りのベタ張り」でしたが、現実に反りが出てしまっていました。

私たちがダンボール襖にあえて袋張り(浮かし張り)を採用するのには、大きな理由があります。袋張りは周囲の糊代(のりしろ)だけで和紙を浮かせるように張るため、骨組みや下地から年月をかけてじわじわと染み出してくる「アク」や「茶色いシミ」が、新しい襖紙の表面に浮き出てくるのを防ぐという優れたメリットがあるのです。

大切なのは施工方法の名称ではなく、その下地に対して「どう力を逃がし、シミを防いで長持ちさせるか」という職人の的確な判断です。今回も、長年の経験に基づいた最適な下地処理を施し、10年後も美しい仕上がりを堪能していただけるよう、一手間を惜しまず一針入魂の施工を進めてまいります!

【近隣地域の皆様も迅速にお伺いします】

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〈施工地域〉 群馬県桐生市みどり市栃木県足利市を中心に、太田市伊勢崎市前橋市など群馬県全域の畳・襖・障子の張り替えを承ります。特に群馬県内で本物の国産にこだわった上質な畳替えなら、一級技能士の佐藤畳工業へお任せください。
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